敢えていう、「核は国家存亡の決め手だ」と・・・・ 敢えていおう。「核兵器は国家の存亡にかかわる最重要(最終)兵器だ」と。
唯一の原爆被爆国、日本にとって、核兵器保有論はタブーである。しかし、我われ日本人は、日米安保体制(日米同盟)下、アメリカの”核の傘”のシタにあって、彼らにやはり守られている。通常兵器しか持てない日本の防衛力には、限界があって、米主導下のミサイル防衛(MD)システムなくしては、おそらく生き抜くコトは困難だろう。
米露中英仏の五大国(国連安保理常任理事国)以外は、「核装備させない」という核不拡散条約(NPT)は、いまや画に描いたモチになっている。南アジアのインド、パキスタン両国は、NPTにも入らず、すでに地下核実験を強行した。
あるいは、北朝鮮は、もう地下核実験をやらぬかもしれない。しかし、お隣りの中国は、歴然と数百発(基)の原水爆と、長・中・短・距離ミサイルを保有している。かつて中国軍のスポークスマンで、中国共産党・開祖のひとり、朱徳の孫という、朱成虎少将は、こう述べた :--
「もしアメリカが我われの台湾侵攻の邪魔をして、中国本土を攻撃するようなコトをすれば、中国は核兵器で反撃せざるを得ない。我われは、古都・西安から東の総べての都市が、灰になるコトを覚悟している。米国も(そして恐らく日本も?)100以上の都市が、中国の核攻撃によって、破壊されるコトを、覚悟しなければならない」
【2007/07/06 22:51】
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