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生 前 告 別 式
森村誠一『平家物語』全六巻
2007/04/20 [Fri]07:58
category:日記
 やっと昨晩読み終わった。
歴史は常に勝利者によって描かれていると言うが、転々とする権力を逐う、後白河法王をめぐる平清盛、木曽義仲、源義経、源頼朝の栄枯盛衰を描く男の大ロマン、歴史小説である。脇役として、武蔵坊弁慶や義経の母・常葉御前(原文のママ)、愛妾・静御前が花を添えている。
 原本、『平家物語』を中心に「源平盛衰記」「玉葉」「吾妻鏡」「保元物語・平治物語」「梁塵秘抄」「義経記」などを基に、推理小説作家・森村誠一が書いた作品である。
 推理作家だけに、原本の行間に流れる人間模様や状況を推理、推察して描いただけに全編、しばし源平の時代に引き込まれたような臨場感に溢れ、読む途中、特に「勧進帳」で有名な安宅の関、鵯越の一ノ谷の状況や屋島・壇ノ浦の合戦は、涙がにじみ手が震えるほどであった。
 現代の人間がせいぜい生きたところで僅か80年前後、昔にさかのぼるほど寿命は短く、当時の平均は恐らく40歳前後ではないだろうか。
 悠久の歴史のなかで、人生は“朝(あした)に生まれ夕(ゆうべ)に死すかげろう”のような一瞬の瞬き(まばた)きに過ぎない。その瞬きのなか、『生者必衰・会者定離』“勝った負けた、設けた損した”とは、人間の虚(むな)しさではないだろうか。
参考までに
第一巻  『新星平清盛』
第二巻  『驕れる平氏』
第三巻  『源平激突』 
第四巻  『義仲対義経』
第五巻  『壇ノ浦の悲歌』
第六感  『源平遥かなり』




テーマ:歴史小説 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
「黄禍論」が再燃か?、ミラノでも中国人とイタリア警官隊が衝突
「黄禍論」がまたもやブリかえそうとしている。「黄禍」とは、東北アジアを根城にする、われわれ肌が黄色いアジア人が、白人の欧米世界に、禍いをもたらそう、としているというヤヤ偏った議論だ。日清、日露両戦争から第二次大戦までは、帝国主義・日本が「黄禍」の悪役だったが、今は違う。現在の「黄禍」は、全世界にジワジワ同胞を浸透させつつある、韓国(朝鮮)人と、中国人(華僑)である。もちろん米バージニア工科大32人射殺事件の容疑者、チョ・スンヒ(23歳)が「黄禍」の”主犯”にされているコトは、いうまでもない。

しかし僕は、日本のマスメディアが怠慢からか、対中恐怖症からか、チットも報道しないイタリア北部の大都市ミラノにおける中国人街・大暴動事件を取り上げよう。あんな遠くに中華街があったというコト自体、ビックリだが、ここで今月12日、五星紅旗(中国国旗)を押し立てた中国人1000人と、イタリア警官隊数百人とが衝突し中伊間の国際問題になっている。

この事件は、ミラノ中華街で、違法駐車し商品を積み下ろししていた中国人女性が伊婦人警官に反則チケットをきられたところ、なにを怒ってか、女性が伊婦人警官に殴りかかり、これを付近の中国人男性らが応援したコトから始まる。中国人側の暴徒は、ハンドマイクでガナり立て、五星紅旗を数本、押し立てて、急遽出動した伊警官隊に刃向かってきたといから、これは組織的な中国人の反政府的行動になる。

僕は、このニュースを調べていて、初めて知ったのだが、イタリアではこの約20年間、中国人が急増し、届出分だけで11万4000人。不法滞在者を含めると、在伊・中国人は20万を突破し、うちミラノには1万2000人もいる、というから驚く。総数二、三百店の中華街を拠点にして、これ見よがしの違法行為が相次いでいたので、伊側の取り締まりも厳しくなっていた。

イタリアの新聞報道によれば、プラートという街を中心にするイタリア繊維産業も、怒涛のごとく押し寄せる中国人企業家に乗っ取られつつある、というから、人が良いイタリア人が「黄禍」論に傾くも、無理ない点がある。どうやらイタリアでもアメリカでも、”準白人”あつかいの日本人は無難のようだが、現地民衆の”反黄色感情”には、くれぐれも注意してほしい。
【2007/04/20 09:04】 URL | R.H. #- [ 編集]


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梁塵秘抄梁塵秘抄(りょうじんひしょう)は平安時代末期に編まれた歌謡集。今様歌謡の集成。編者は後白河法皇。治承年間(1180年前後)の作。経緯後白河法皇は少年のときより、今様と呼ばれる歌謡を好んだ。歌の上手を召して多くの歌謡を知ったが、死後それらが伝わらなくな 文学・古いものから今まで【2007/11/30 11:23】
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