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奔放に生きる宇野千代。
2015/05/27 [Wed]08:03
category:放言
工藤美代子著『恋づくし宇野千代伝
 茄子紺(なすこん)―地に赤や黄色のチューリップが咲き乱れている着物に身を包み、4月のある日、千代は雑誌「中央公論」の編集部を訪れる。編集長である滝田樗陰(ちょいん)に原稿料のお礼方々、次作の打ち合わせをしようと思ったのだ。その編集部で、千代は一人の男と出会う。その男こそが、尾崎士郎だった。
 出会った瞬間から、お互いに惹(ひ)かれあった2人。千代は、士郎が逗留(とうりゅう)していた、本郷の菊富士ホテルの部屋へ転がり込み、千代の帰りを待ちわびた夫の悟が東京に迎えに来た時も、千代は躊躇(ためら)うことなく士郎を選ぶ。
  千代とは、後年、女流文学賞、芸術院賞、勲三等瑞宝章、菊池寛賞を受賞し、文化功労者となった、宇野千代のこと。物語は、士郎との出会いから、晩年までを、千代が関わった男たちとの、愛憎半ばするドラマを丹念に描いていく。
  悟と離婚し、士郎と結婚後も、梶井基次郎、東郷青児と千代は恋愛遍歴を重ねる。梶井とは、伊豆・湯河原温泉に士郎と逗留中に萩原朔太郎から紹介された。梶井は初めて会った時から千代に魅了され、千代もまた、梶井のその思いを受け入れる。
  東郷青児は、千代にとっての「西洋」だった。千代は思う。「あの身体から、あたしはきっと血の紅さも熱さも濃さも感じ取れるだろう」と。東郷との日々は、後に千代の代表作となる「色ざんげ」という形で昇華される。
  「優しい気持ちで、ひたすら男に尽くす」日々と、「その男の愛情も矜持(きょうじ)も尊厳も平気で踏みにじる残忍な」日々を繰り返した千代だったが、その底には、ただ1人惚(ほ)れ抜いた士郎が、自分より若い娘を選んだ時の失意があったのではないか。本書を読むと、恋多き女と呼ばれた千代の、そんな切ない横顔も浮かび上がってくる。
その後北原武夫と結婚し共に、雑誌『スタイル』を発行したが失敗その尻拭いは彼女がしたし、偉大さは無名の彼らを全国区にした上、15軒の家を建ててやったことだ。最後のセックスは80歳目前、58歳の大学教授とこの本に書いてある。
 次々と男と浮名を流しつつ、その実、骨の髄まで作家だった千代。明治から平成までを生き抜いた1人の女の、可愛らしくも逞(たくま)しい生き様を描き切った1冊だ。
明日、著者工藤美代子の横顔を紹介する予定。いま 枕元に村田喜代子著『八幡炎炎記』を置き読んでいる。

  COMMENT(1)
この記事に対するコメント
羨ましい翁さん
毎日の読書三昧 名前は知っているが、そこまでは知らなかったお歴々の生涯 翁のお蔭で 色々な人生を知る事が出来る この齢(80)になると昔々の事が思い出される そして 寂しくなる そこで翁さんヨ 幸せ家族に囲まれて 悠々自適の生活続け いつまでも書き続けておくれーーー
【2015/05/28 06:33】 URL | やじうま根性 #- [ 編集]


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