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とんでもない奴 |
2015/03/18 [Wed]12:20 category: 放言 ご記憶の良い方ならご存知のように、2005年(平成17年)、265万冊の超ミリオンセラーになった『国家の品格』を書いた藤原正彦氏の『とんでもない奴』を昨晩読み上げた。 これは、「週刊新潮」に連載された『管見妄語(かんけんもうご)』-意味ー管のような小さい穴から世間を見てウソを言うーを纏めた随筆で、実に読みやすく且つ内容も有意義で一気呵成に読んだ。指導的立場の方に是非読んでもらいたい。. 藤原氏は、作家・新田次郎、同じく作家・藤原ていを両親として生まれ、東大数学科卒業後、アメリカ、イギリスに留学後、現地の大学で教鞭を執り、帰国後、御茶ノ水大学教授を経て現在、同大学名誉教授。 夫婦の間の二男一女は全員、イギリスに遊学中。 「とんでもない奴」の目次及び要点、次の通り。 第一章 伝統は合理性を超越する ・霞ヶ関の「いつもの手」 ・フェアウェイの妖しい男女 ・我が義務教育の勝利 ・人物本位で天才は消える 第二章 ヨーロッパの轍は踏まぬよう ・とんでもない奴! ・トルコの国父、アタチュルク ・大いなる待った ・西洋の轍 第三章 世界の無法化が進んでいる ・掌中の珠 ・跳躍よさらば ・アメリカの持病 ・台湾学生にエールを ・引き裂かれたアンネ 第四章 ジェントルマンの作法 ・西欧の壮大な失敗 ・人の名は忘れても ・我が国最強のロビー団体 ・所変われば 第五章 猛威をふるう新自由主義 ・捨てる勇気 ・退却する勇気 ・励ませば唇寒し ・本屋を守れ ・優遇という名の差別 ・紳士の品質
◎安倍総理に物申す! 2日前のテレビで見た大臣席に座っていた下村文部科学大臣の顔色は悪いし精彩がなく死に体に見えた。これでは文部行政はできないだろう。面子を捨てて一日も早く罷免することは本人の為だと思う。
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