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ブッシュ大統領閣下どの・その他 |
2004/02/06 [Fri]14:54 category: 放言 貴国の要望に応え、国際貢献・日米同盟のため日本はイラク復興支援のため 自衛隊を派遣することに政府は決定しました。
私は、貴国が終戦のドサクサに紛れ、銃を片手に僅か一週間足らずで、ズブの素人が作った憲法を日本に押しつけてきました。 その九条「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」 ②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。 以上はアメリカさん貴国が決めた憲法ですヨ。これは縦から読んでも横から読んでも、誰が読んでも自衛隊は違憲であり、ましてイラクに派兵することは重大な憲法違反です。これをなし崩しに拡大解釈することは、戦前の支那事変から大東亜戦争に干戈(かんか)が拡大されたことが思い出され不吉な予感がします。イラクに派兵するなら憲法を改正して堂々と行くべきと思います。 ◎『文藝春秋』二月号に畏敬する京都大学教授中西輝政氏が【自民と民主は大連立せよ】“そして憲法・教育基本法を改正し、破滅寸前の財政赤字を健全化し、年金制度を抜本的に改革し、諸懸案を解決すべき”との論調には全く同感で一読に値します。現状を視ていますと戦後五十数年の矛盾と垢(あか)があらゆる面で露呈し、我が国の将来が心配で堪らないのは私だけでしょうか。
◎図書館で月に約十五冊ばかり本を借り手当たり次第乱読していますが、なかでも飛鳥、奈良、平安時代を題材にした歴史小説は興味津々です。特に驚いた事は、弓削道鏡(ゆげのどうきょう)のことです。彼は和製怪僧ロシアのラスプ-チンといはれ孝謙女帝(重祚(ちょうそ)称徳)に色仕掛けでたぶらかし天皇位を狙った極悪非道の妖僧と小学生の時教わりました。ところが黒岩重吾を始め色々の本によりますと、全く逆で、梵文にわたり禅行を以て聞こえ僧侶最高位の法王となり、葛城山で修行し呪力を得て女帝の病を治し寵愛を得たのです。聖武天皇の母宮子は藤原鎌足の孫で出産すると病になり幽閉され、科学の未発達の当時の治療は、修行極めた高僧の如意輪棒?や呪詛(じゅそ)や僅かな薬草などとある本に書いてあります。 今年になって内村幹子「左遷鴎外(させんおうがい)」、小池真理子「瑠璃(るり)の海(うみ)」を読みましたが本当に楽しいです。学生時代は義務感で読むのである面では苦痛を伴いますが、責任がないと気楽です。「週刊新潮」新年号の新藤兼人(91)の座談は身につまされます。
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テーマ:社会 - ジャンル:政治・経済
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