2009/11/06 [Fri]08:18 category: 放言 『あいつぐ事務次官の要職任命、”脱官僚”の鳩山民主党内閣に公約違反との批判』
鳩山由紀夫内閣が相次いで元高級官僚を、諸行政機構のトップに据えていることについて、”脱官僚”という民主党公約に違反する人事ではないか、という批判が永田町界隈に飛んでいる。 先に元大蔵次官の斎藤次郎氏を、機構再編、施策見直しなどを”至上命令”とする日本郵政の新社長に任命したのに続き、鳩山内閣は11月4日、欠員中の人事院・人事官に江利川毅・前厚生労働次官(元内閣府次官)を充てたい旨、衆参両院議事運営委員会に提示した。来週の両院本会議で”江利川人事官”の選任に同意が得られれば、”江利川人事官”を、官僚人事の総元締め、人事院総裁に任命する方針だ、と朝日、読売両紙は伝えている。 麻生前政権時代、渡辺喜美元行革相(自民党をその後、脱党)らの提唱で、人事院の機能を、首相直轄の新設、「内閣人事局」に移す案が浮上したとき、当時の人事院総裁、谷公士氏(元郵政次官)は辞任して抗議し、この案は葬られた。それ以来、人事院は原恒雄人事官(前JR東海副社長)が総裁代行となり、もう一人、ジャーナリズム畑からの選任が恒例だった椅子を否定し、お茶の水女子大教授から抜擢された篠塚英子人事官と、二人で官僚人事を見守ってきたが、事務次官出身の”江利川人事官(そして人事院総裁?)”就任で、モトの”官僚による官僚人事”に戻るのではないか、とカンぐる向きが多い。 一方、日本郵政は斎藤次郎新社長の下、機構再編などの見直し策を進める”中核役”の副社長には、霞が関で「官僚中の官僚」という異名をとる大蔵官僚OBで、安倍晋三内閣当時、内閣官房副長官として、永田町に睨みをきかせた坂篤郎氏が選任された。警察官僚出の亀井静香担当大臣の下、斎藤=坂という大蔵(財務)官僚OBラインで運営されようとしている日本郵政の今後について、小泉純一郎内閣当時、郵政民営化の”旗振り役”だった竹中平蔵元総務相は、最近、米ウオールストリート・ジャーナル紙に寄稿して、次のように指摘した。 「亀井ー斎藤ー坂ラインで強行しようとしているコトは、事実上、郵政の”再国有化”であり、民衆のカネを吸いとる巨大・国営企業の誕生である。数兆億円にのぼる民衆の郵便貯金は全額、財政投融資にマワされ、国家財政の大赤字を埋める役割をニナうだろう」 (R・H)
◎斉藤次郎に続き、江利川前厚労省次官を人事官に天下り任命させたことは、公約違反であり、いくら小沢フアンの私でも、断固許されないどころか怒りを感じる。 3日間固唾をのんで、予算委員会の様子を見ていたが、鳩山総理の答弁は、モタモタして隔靴掻痒(かっかそうよう)の感がする。先日も述べたように、自民党大敗、民主党大勝の大きな原因の一つは、自民党にあるのだから、“これは自民党の積年の弊の尻ぬぐいだ”と何故、反撃しないのか。 また今回の組閣にあたって、自民党代議士ですら褒めたように、反小沢、非小沢の代議士を適材適所に起用して素晴らしいかったが、党人事は頷けない。それは、見栄えのしないし話も下手な興石参議院議員会長の幹事長代理の任命だ。実に不景気な顔をしているし、その上、日教組の出身だ。 「岡目八目」で言えば、口下手な小沢幹事長を補佐する意味で、茶の間で人気のある原口総務相を起用すべきだった。もう一点、不思議だったのは、国民に人気があり、毒舌家の渡部前最高顧問の無任所だ。早速福岡で噛みつかれた。明日から政治のブログは休もうかな。 (T)
テーマ:民主党・鳩山政権 - ジャンル:政治・経済
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